(味噌 その9)

○ 「東京・市ヶ谷 麺処くるり みそらぁめん」(十勝新津製麺)


 東京市ヶ谷のラーメン店である「くるり」から味噌ラーメンを再現したカップ麺の登場です。

 独特なとろみと深い味わいのある超濃厚味噌スープ。コシのある麺にスープが絡みつく超個性派みそらぁめん!といったことが蓋に書いてありました。ワクワクしますね。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて特製スープ、調味油、そしてレトルトの具を入れてよくかき混ぜれば完成。ラードのとても甘い香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。濃厚でちょっと辛めのスープはとろみがあります。味噌ラーメンではかなり新鮮な感じのするスープと言ってもいいでしょう。

 具はチャーシュー、メンマ、ニラ、モヤシ、長ネギの5種類。特にチャーシューとメンマはレトルト具材ということもあって本格的な味わいとなっています。

 麺は氷結乾燥ノンフライ麺。幅広の麺はコシもしっかりとしており生麺に近い感じがします。スープともしっかり絡んでくれてなかなか良い感じとなっていますね。

 濃厚な味噌スープはまさに絶品と言ってもおかしくない一品。ただ、粉末スープを入れる順番を変えないと全てを溶かしきれずにダマになってしまいます。



東京・市ヶ谷 麺処くるり1



東京・市ヶ谷 麺処くるり2



東京・市ヶ谷 麺処くるり3







○ 「麺の達人 炒め香味油 みそ」(日清)


 麺だけで旨い麺の達人。前作の味噌味は「濃厚香り野菜みそ」だったのですが、今回は「炒め香味油みそ」として再登場です。

 ラーメンの命はスープだと思っているのですが、麺がダメだとそのスープが死んでしまいます。麺の達人は麺の方からスープをフォローするような感じなのでしょう。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。香辛料の効いた味噌の香りが漂ってきて食欲をそそられましたね。

 早速、スープを一口いただきます。思ったよりもあっさりとしたスープに芳醇な味噌と香辛料が混ざっているといった感じでとても美味しくなっています。

 具は挽肉、キャベツ、ニンジン、コーン、長ネギの5種類。野菜たっぷりでしかも味噌ラーメンにピッタリのラインナップで嬉しくなってきますね。

 麺はノンフライのややちぢれ麺。少し太めの麺はコシがしっかりとしていて生麺のような味わいです。素直に食べていて美味しいなと感じます。

 前作の味噌味との違いは全くわかりませんが、間違いなく美味しいと思える一品。麺の達人と称するだけあるなと思いました。



麺の達人 炒め香味油 みそ1



麺の達人 炒め香味油 みそ2



麺の達人 炒め香味油 みそ3







○ 「わかめ ごま・あっさりみそラーメン しじみだし仕立て」(エースコック)


 お馴染みのカップ麺の一つであるわかめラーメン。発売から25周年ということで「ごま・あっさりみそラーメン」が仲間の一つに加わりました。

 みそラーメンということですが、出汁がしじみということで味噌汁に近いのかなと勝手に想像しています。実際の味わいはどんな感じなのか。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。味噌とわかめの混ざったとても良い香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。少し辛めの味付けとなっており、しじみの出汁もしっかりと効いているスープはとても美味しくいただけます。

 具はワカメ、キャベツ、コーン、ゴマの4種類。目玉のワカメはスープや麺との相性も良く、さらには栄養も満点といったところでしょうか。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。固さもごくノーマルといった感じでスープとの絡み具合もなかなかとなっております。

 味噌汁とみそラーメンをブレンドしたようなスープはなかなかの美味しさを持った一品。ワカメも食べ応えがあるので嬉しくなってきます。



わかめ ごま・あっさりみそラーメン1



わかめ ごま・あっさりみそラーメン2



わかめ ごま・あっさりみそラーメン3







○ 「本気盛 コク辛味噌 新バージョン」(マルちゃん)


 本気盛と書いてマジモリと呼ぶカップ麺からコク辛味噌の登場なのですが、コク辛味噌は前にも登場しています。

 何が変わったのかというと蓋のコク辛味噌と書いてある枠が丸みがあるものから角張ったものに変わっています。その他に変わっているところがあるのか楽しみですね。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。唐辛子と味噌の混ざった香りが漂ってきました。食欲をそそりますね。
 
 早速、スープを一口いただきます。焦げたような味わいのあるスープは唐辛子が効いていてピリッと辛くなっておりとても美味しくいただけます。

 具は挽肉、キャベツ、ニラ、赤ピーマン、タマネギ、キクラゲの6種類。キャベツとキクラゲのシャキシャキ感とタマネギの味わいはなんとも良い感じです。

 麺はスナック麺タイプ。幅広い麺は柔らかめなものとなっているのですが、スープや具とよく絡んでくれるのでなかなか美味しくなっています。

 辛味噌の味わいをしっかりと楽しめる一品。蓋のデザインが変わっただけのような気もするのですが、美味しいことには間違いありません。




本気盛 コク辛味噌 新バージョン1



本気盛 コク辛味噌 新バージョン2



本気盛 コク辛味噌 新バージョン3







○ 「でかまる もやし味噌 ニューバージョン」(マルちゃん)


 美味しくて食べ応えのあるカップ麺としてお馴染みとなっている「でかまる」のもやし味噌が新しくなって登場しました。

 どの辺が変わったのかといいますと、「麺ともやしがおいしくなった!」という文字が「バリシャキもやしがうますぎ!!」に変わっていました。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。芳醇な味噌のとても良い香りが漂ってきて食欲をそそられました。

 早速、スープを一口いただきます。わりとあっさりとした口当たりのスープは味噌の美味しさが際立っておりとても良い感じとなっています。

 具は挽肉、モヤシ、ニンジン、長ネギの4種類。挽肉の美味しさは当たり前という感じなのですが、モヤシはレトルトなので本物の味を楽しむことが出来ます。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。幅が広めの麺はツルツルとした舌触りで少し柔らかめなのですが、スープともよく絡んで美味しくいただけます。

 モヤシと味噌の美味しさを思う存分楽しめる一品。飽きのこない美味しさと食べ応えのある量はさすがでかまるといった感じです。



でかまる もやし味噌 ニューバージョン1



でかまる もやし味噌 ニューバージョン2



でかまる もやし味噌 ニューバージョン3








○ 「サッポロ一番 みそラーメン 40周年記念」(サンヨー食品)


 即席ラーメンとしてお馴染みのサッポロ一番みそラーメン。2008年で40周年を迎えたということで記念カップ麺として登場です。

 袋麺ではよく野菜をいれていただくのですが、カップ麺としてはなかなかお目にかかる機会はありませんからね。食べるのがとても楽しみです。

 お湯を入れて3分、よくかき混ぜて七味スパイスをかけたら完成。挽肉と味噌の混ざったとても良い香りが漂ってきました。見た目コーンがあって良い感じです。

 早速、スープを一口いただきます。チキンとポークのエキスに味噌の深みのある味わいがしっかりと染みこんでいるといった感じでなかなかの味わいです。

 具は挽肉、コーン、キャベツ、長ネギの4種類。しっかりと味付けされた挽肉、食べると甘いキャベツとコーン、どれもみそラーメンにピッタリですね。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。どちらかというとスナック麺に近い柔らかい麺となっており、スープや具とよく絡んで美味しくいただけます。

 みそラーメンの基本的な美味しさを楽しむことが出来る一品。40年もの長きにわたり愛され続けているということがよく解る美味しさです。



サッポロ一番 みそラーメン 40周年記念1



サッポロ一番 みそラーメン 40周年記念2



サッポロ一番 みそラーメン 40周年記念3








○ 「こくとろ みそラーメン」(十勝新津製麺)


 こくとろという大きな字がかなり目立つカップ麺。いかにも本格的な味噌ラーメンといった雰囲気が漂っていますね。

 まりやかでコクのある豚骨ベースの濃厚スープ。そんなことが蓋に書いてありました。濃厚な味噌ラーメンの味わいを心の底から楽しみたいと思います。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて特製スープを入れてよくかき混ぜ、レトルト具材を入れれば完成。芳醇な味噌の良い香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。コッテリした口当たりのスープは味噌の美味しさがしっかりと引き出されていてとても美味しくいただくことが出来ます。

 具はチャーシュー、長ネギの2種類。数は少ないのですがチャーシューはレトルト具材ということもあってとても本格的でジューシーな味わいです。

 麺は氷結乾燥ノンフライ麺。ツルツルとした舌触りでコシのある麺はまさに生麺に近い味わいとなっているばかりかスープともよく絡んで美味しくいただけます。

 コクのあるスープととろみのあるチャーシューはまさに絶品ともいうべき一品。こくとろという名前がピッタリの美味しいカップ麺となっています。




こくとろ みそラーメン1



こくとろ みそラーメン2



こくとろ みそラーメン3








○ 「隠れた名店 ら~めん工房 味噌屋 第5弾」(日清)


 福島県の郡山、磐梯熱海温泉にあるら~めん工房味噌屋。そのカップ麺シリーズの第5弾の登場です。

 今回で第5弾ということでロング企画となりそうな予感がしますが、第3弾まで食べていないのが悔やまれるカップ麺。せめて、今後は逃さずにいただきたいと思います。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。芳醇でとても食欲をそそるような味噌の香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。コッテリとした口当たりのスープはまあまあのコクがあるのに加えて味噌の良い味がしっかりと出ているので美味しいですね。

 具はチャーシュー、メンマ、モヤシ、長ネギの4種類。特にチャーシューは噛めば噛むほど旨みが出てくるような味わい。メンマもシャキシャキしています。

 麺は生麺に近いタイプのものとなっており、平型でやや厚めのちぢれ麺となっています。麺自体の味わいも良いですし、スープともよく絡んで美味しくいただけます。

 麺にスープの美味しさはまさに隠れた名店と言って過言ではない一品。とはいいつつ、第5弾までくれば隠れた名店ではなく、明らかに名店です。




隠れた名店 ら~めん工房 味噌屋 第5弾1



隠れた名店 ら~めん工房 味噌屋 第5弾2



隠れた名店 ら~めん工房 味噌屋 第5弾3









○ 「味噌バター味 コーンラーメン」(マルちゃん)


 以前に同じようなデザインで味噌バターコーンラーメンというのが出たのですが、今回は「味」が加わって味噌バター味コーンラーメンです。

 味噌ラーメンのトッピングとして美味しいものといえばバター。味噌とバターの相性はなかなかなもの。その相性が何処までアピールできているのか楽しみです。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。味噌とバターが混ざった最強とも言える香りが漂ってきました。食欲をそそりますね。

 早速、スープを一口いただきます。バターの風味がしっかりと染みこんだ味噌味のスープはまさにメチャウマ。もう、何杯でも飲めちゃいそうです。

 具は挽肉、キャベツ、ニンジン、コーンの4種類。味付けされた挽肉やキャベツも美味しいのですが、目玉のコーンも甘くてとても良い感じとなっております。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。柔らかめの麺となっているのですが、味噌バターの風味が染みこんでいるような気がするくらいにスープがよく絡んでいます。

 味噌バターという最強の味わいを手軽に楽しめる一品。味が加わったことにより、前作よりもさらに美味しくなっているような気がしますね。




味噌バター味 コーンラーメン1



味噌バター味 コーンラーメン2



味噌バター味 コーンラーメン3








○ 「野菜らーめん みそ味」(まるか食品)


 関東でお馴染みのまるか食品さんからペヤング野菜らーめん みそ味の登場です。

 味噌ラーメンの具として思いつくのはコーン、ニンジン、キャベツ、モヤシ、長ネギ・・・いろいろと思いつくのですが、このカップ麺には何が入っているのか。

 お湯を入れて3分、液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。ほのかな味噌の香りと野菜の甘い感じの香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。香り同様に野菜のエキスがタップリと詰まっている感じがして、あっさりと飲みやすいスープとなっています。

 具はキャベツ、コーン、ニンジンの3種類。味噌ラーメン定番の野菜のうち3種類がエントリーされており、特にキャベツとコーンは甘くて美味しいですね。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。丸めというよりも幅広めの麺は意外とコシがしっかりとしており、スープともよく絡むので美味しくいただけます。

 野菜のエキスがタップリ詰まったスープがとても印象的な一品。しつこくない口当たりとなっていますので、どなたにも好まれる味わいとなっています。



野菜らーめん みそ味1



野菜らーめん みそ味2



野菜らーめん みそ味3











































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